不整脈の主な症状

脈が乱れたからといって常に症状があるわけではありません。むしろそれに気づかない場合が多いようです。
ただし、程度がひどくなれば自覚するようになります。

徐脈
脈が極端に遅くなり、数秒以上、脈がとぎれるようになると、めまいがしたり、ひどい場合は意識がなくなって倒れたりします。また、脈の遅い状態が続くと、体を動かす時に息切れするようになります。
頻脈
ドキドキと動悸がし、さらに脈が速くなると心臓が十分な血液を送り出せなくなって、吐き気や冷や汗、意識が遠くなるなどの症状が出てきます。
期外収縮
期外収縮は症状のない場合も少なくないのですが、症状の出る場合は、脈の飛ぶ感じや、胸部の不快感、息切れ、胸の痛みを感じます。ただし、この時の痛みは胸の狭い範囲で起こり、しかも一瞬または数十秒以内でおさまるのが特徴です。

不整脈の主な原因

例えば心筋梗塞や心筋症など心臓の筋肉が障害を受けていることがあると、刺激伝導系にも障害が生じ、不整脈は起こりやすくなります。 
心臓以外の病気があると(例えばホルモンや血液中の電解質イオン・自律神経系活動などのバランスが崩れるような病気の場合) 、不整脈が合併症として現われることがあります。これは心臓が、ホルモンや血液中の電解質イオン・自律神経によって心拍数や収縮力の調整を受けているためです。そのほか、高血圧の人、肺に病気がある人、甲状腺に異常がある人も、不整脈が出やすいことが分かっています。また、心臓病などの治療のために服用している薬の副作用で、不整脈を生じることもあります。

不整脈の検査

24時間続けて心電図を記録するホルター心電図による検査を行います。 
ホルター心電図により、不整脈の頻度が多かったり、病的な不整脈が検出された場合や、異常な心電図波形があった場合は疑う原因を探すため、心臓超音波検査、冠動脈CT検査や心臓MRI検査を実施します。