気管支炎
- 気管支炎とは、気管支に炎症の中心があって、咳や痰などの呼吸器症状を引きおこす病気の総称です。一般に「風邪:かぜ」と呼ばれるのが、急性の上気道感染症の総称であるのに対して、炎症が起きる場所がより末梢の気管支などの下気道である時に「気管支炎」と呼んでいます。主な症状は咳や痰ですが、頸や背中の痛みやこわばり、肩こり、手足の筋肉痛や関節痛、時には下痢や嘔吐を伴うこともあります。
-
- 大半はウイルスやマイコプラズマなどによる感染症
- 百日咳、抗酸菌や緑膿菌などの感染症以外に、副鼻腔気管支症候群、びまん性汎細気管支炎、喫煙に伴う慢性気管支炎などの可能性が考えられます。この他にも、慢性の咳あるいは痰を主症状とする病気には、喘息、COPD、肺がん、間質性肺炎など様々な病気があります。
急性に起きる気管支炎
慢性に起きる気管支炎(数週間から数カ月の間咳や痰などの症状が続く場合)
気管支炎とは
循環器内科 主な疾患
●循環器疾患(心臓疾患など)
●呼吸器の主な疾患
●アレルギーの主な疾患
●甲状腺の主な疾患
●リウマチの主な疾患