痛風

    痛風とは

  1. 血液の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)を放置すると、ある日突然、足の親ゆびの付け根などの関節が赤く腫れて痛みだします。これが痛風です。
    痛みは激烈で、耐えがたいほどの痛みです。発作的な症状なので痛風発作と呼びますが、これはたいていの場合、1週間から10日たつとしだいに治まって、しばらくすると全く症状がなくなります。痛風発作は、炎症を抑える薬を服用すると比較的早く治る事が多いです。ただし油断は禁物で、多くの場合1年以内にまた同じような発作がおこります。そして繰り返しているうちに、足首や膝の関節まで腫れはじめ、発作の間隔が次第に短くなってきます。このころになると、関節の痛みだけでなく、関節の周囲や身体のどこかに結節ができたり。腎臓が悪くなったり、尿路結石が出来たりする人が出てきます。最終的には重症の慢性痛風になる可能性も高いので放置するのは危険です。

    また、血清尿酸値の高い人は心血管障害や脳血管障害の可能性が他の人より高い事がわかっています。これを防ぐためには尿酸値以外の動脈硬化のリスク因子にも注意する必要があります。
手塚 大介

手塚 大介

Daisuke Tezuka
AIC八重洲クリニック 循環器内科 科長
循環器内科専門医

循環器内科 主な疾患循環器疾患(心臓疾患など)
呼吸器の主な疾患
アレルギーの主な疾患
甲状腺の主な疾患
リウマチの主な疾患

循環器内科 外来のご案内

自由診療のご案内

主な疾患

循環器内科で行う検査

クリニック案内

  • Facebook AIC八重洲クリニック
  • 循環器内科専門医のブログ